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マット

2023-05-22

【マット運動】前転(前回り)のやり方・コツを説明します!無料で使える学習カード付

前転(前回り)の様子

今回は、マット運動・前転(前回り)について説明します。

「マット運動・前転(前回り)が上手くできない…」

そのような方にとって、何か参考になれば幸いです。

※小学校の体育の授業などで使える学習カードは、この記事の最後にあります。

動画で内容を確認したい方はコチラ

ステップ1 動物歩き

まずは、クマ歩きで、身体を手で支える感覚をつけましょう。

動物歩き

クマ歩きの様子

  1. 手を床について、少し前を見る
  2. 片手、片足ずつ前に出す
  3. 手に体重をかけて、腰が後ろに下がらないようにする
  4. キリン歩きでひざを伸ばして腰を高くする感覚をつける
    ※キリン歩きでは、ひざを伸ばして歩く

キリン歩きの様子

前転の練習の様子

腰を高くして、身体を手で支える感覚は、わかりましたか?
この練習では、手をしっかりパーにして、腰を高くすることで体を手で支える感覚を覚えましょう。

ステップ2 ゆりかご

次は、ひざをかかえて、身体を丸め、後ろに倒れてから、また起き上がる、ゆりかご運動について説明します。

ゆりかご

ゆりかご運動の様子

  1. ひざをかかえて座る
    ※このとき、少し下を見てしっかりと身体を丸めましょう
  2. そのまま後ろに倒れる
  3. お腹に力を入れて起きる

身体を丸めて転がることに慣れるまで行いましょう。
慣れてきたらレベルを上げてやってみましょう。

ゆりかごの3つのやり方(レベル)

  • バンザイをして手を振る勢いも使って行う
  • ひざをかかえて、転がる勢いを使って行う
  • 立ったりジャンプしたりして、起き上がる

前転の練習の様子

ゆりかご運動で身体を丸めて転がる練習は、わかりましたか?
この練習では、身体を丸める感覚起き上がる感覚を覚えましょう。

次は実際に回ってみましょう。

ステップ3 坂道や段差を使って回る

次は坂道や段差を使って回ってみましょう。
慣れないうちは、足で床を蹴って回ることが難しいため、坂道や段差を使って回りましょう。
※専用のマットがない時は、跳び箱の踏み切り板を下に入れて坂道を作りましょう。

坂道や段差を使って回る

坂道や段差を使って回る様子

  1. 手をパーにして、しっかりと身体を支える
  2. 頭の後ろが床につくように、身体を丸めて回る
    おへそを見るイメージで頭をつけましょう
  3. 起きる時は、身体の下に足をつける(遠くに出さない)

身体や足が伸びてしまうとうまく起き上がれないことがあります。
回っている途中で身体と足を離さないのがポイント

練習の様子

坂道や段差を使って回るやり方は、わかりましたか?
坂道や段差を使うことで、勢いをつけて回ることができたら、次は自分で回ってみましょう。

ステップ4 チャレンジ(技を完成させる)

身体の支え方と身体を丸めて転がる感覚がわかったら、いよいよ、技に挑戦です。

前転(前回り)

前転(前回り)の様子

  1. 斜め下に手を出す
  2. 床を蹴って勢いよく回る
  3. 身体を伸ばさずに回る
  4. ひざを曲げて起きる

まずは、立ち上がらずに背中やお尻がついた状態で終わってみましょう。
でんぐり返しから始めて、慣れてきたら最後に立ち上がる前転に発展させるとキレイに技が決まります。

前転の実際の様子

まとめ・学習カード

今回は、マット運動の技の1つである、前転(前回り)を説明しました。
何か参考になれば、幸いです。

ひと言アドバイス

マット運動をすることで、柔軟性や機敏性(対応力)を身につけることもできます。

それらが身につくと、転んだり、事故にあったりした時に瞬時に身を守る体勢をとることができます。

近年では、転んで骨折する子どもが増えてきています。

マット運動を通して、ケガをしにくい身体の使い方を学びましょう。

今回の記事の内容は、学習カードで学ぶことができます。
お家での練習や、小学校の体育の授業の教材などに、利用ください。

前転(前回り)学習カード

学習カードの利用について

  • 学習カードは無料でお使いいただけますが、著作権は放棄しておりません。学習カードのイラストや内容の著作権は、悟空Jr.アスリートスクールが所有します。
  • 営利目的での使用を禁止します。
  • 練習中のケガ・事故などは、責任を負いません。周囲の環境や体調・体力に合わせて、安全に練習を行ってください。
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