悟空Jr.アスリートスクールのスタッフブログです。
体力テスト
2023-01-25
今回は、体力テスト・上体起こしについて説明します。
「上体起こしが上手くできない…」
そのような方にとって、何か参考になれば、幸いです。
※小学校の体育の授業などで使える学習カードは、この記事の最後にあります。
動画で内容を確認したい方はコチラ
上体起こしを行う時の姿勢
まずは、上体起こしの正しい姿勢を確認しましょう。
姿勢は、分かりましたか?
上体起こしをする時は、腹筋の力を使って起き上がります。
手を胸の前でクロスさせないと、手の勢いを使ってしまうので、正しく測定できません…。
正しい姿勢で、記録を測定しましょう。
上体起こしを行う時の姿勢
正しい補助を行っている状態
次は、補助のやり方について、説明します。
間違った補助のやり方を行うと、測定者と頭がぶつかってしまったり、上手く記録が伸びなかったりします…。
上体起こしの正しい補助のやり方を確認しましょう。
①補助者は、両方のひざをおさえて固定する
※この時、腕で抱え込むように足をおさえると良い
②補助者は頭を出しすぎない(起き上がった時にぶつかる)
③補助者は、測定者のつま先の上にお尻をのせる
※測定中に足が浮かないように、つま先に身体をのせる
上体起こしの補助のやり方は、分かりましたか?
測定者が記録を伸ばせるように、正しい補助のやり方を行いましょう。
正しい補助を行っている状態
正しい身体の動かし方
姿勢が分かったら、次は、身体の動かし方を確認します。
正しい姿勢でも、身体の動かし方が間違ったら、記録を伸ばせません…。
正しく身体を動かせられるように、ポイントを学びましょう。
①起き上がる時は、おへそを見る
※前を見ると動きが大きくなって、記録が伸びない
②ひじが太ももにつくまで、小さい動きで起き上がる
③身体を下げる時は、頭や首をつけない
※頭や首をつけると、動きが大きくなって、記録が伸びない
頭や首を床につけた状態
④身体を丸めて、背中が床についたら直ぐに起き上がる
正しく身体を床につけた状態
身体の動かし方は、分かりましたか?
記録を伸ばすためには、身体を丸めることと、動きを小さくすることが大切です。
正しい身体の動かし方ができるように、意識しましょう。
姿勢、補助のやり方、身体の動かし方が分かったら、いよいよ、記録に挑戦です。
計測時間は30秒です。
1回だけ本番を行って、記録をとりましょう。
・補助者は、ひじが太ももについた回数を数える
※ひじが太ももにつかなかったり、背中が床につかなかったりした場合は、数えない
記録を伸ばすためには、動きを小さくすることが大切です。
なので、ひじは太ももの腰に近い部分に当てるようにしましょう。
※太もものひざに近い部分に当てると、動きが大きくなる
測定時間の30秒は、とても長いので、後半は疲れて力が出ないかもしれません…。
前半に力を使いすぎないように、注意して行いましょう。
今回は、体力テストの1つの種目である、上体起こしを説明しました。
何か参考になれば、幸いです。
上体起こしは、腹筋とそこに関連する筋肉がどれだけ長く頑張ることができるかを見るための、体力テストです。
良い筋肉の条件は、力の大きさだけでなく、長い時間、力を出し続けることができるかどうかも関係します。
腹筋は、走ったり、ボールを投げたりと、たくさんの動きに必要なので、できるようになりましょう。
今回の記事の内容は、学習カードで学ぶことができます。
お家での練習や、小学校の体育の授業の教材などに、利用ください。