悟空Jr.アスリートスクールのスタッフブログです。
体力テスト
2023-01-23
今回は、体力テスト・立ち幅跳びについて説明します。
「立ち幅跳びが上手くできない…」
そのような方にとって、何か参考になれば、幸いです。
※小学校の体育の授業などで使える学習カードは、この記事の最後にあります。
動画で内容を確認したい方はコチラ
足を肩幅に広げる
上手く跳べない子は、力が入らない立ち方をしていることが多いです…。
なので、まずは、立ち方を確認しましょう。
①足を腰の幅くらいに広げる
②線は踏んでも良いが、越えてはいけない
※体力テストの実施要綱によると、線を踏んでも良いとされているが、計測する場所によって変わるので、測定者に確認する
足を肩幅に広げた立ち方
立ち方は、分かりましたか?
足を閉じる子もいますが、それでは、力強く跳ぶことができません…。
足を肩幅に広げることによって、床を強く蹴って跳ぶことができます。
立ち幅跳びの跳び方
次は、腕の振り方と跳び方を確認します。
腕を大きく振ったり、ひざを曲げ伸ばししたりすると、立ち幅跳びは記録が出やすいです。
そのやり方を、しっかりと学びましょう。
①「いち」で腕を振り上げて、身体を反らせる
②「に」で腕を後ろに振りながら、ひざを曲げる
※1回、小さく跳んでから行うのは、ファールになるので、気をつける
③「さん」で腕を振り上げて、斜め45度に向かって跳ぶ
「に」でひざを曲げた状態
腕の振り方と跳び方は、分かりましたか?
このように、「いち、に、さん」と、リズムよく身体を動かすことが大切です。
腕を後ろから前に振り出すことによって、全身のバネを使った跳び方ができます。
前から後ろに回してからクロス
跳び方が分かったら、次は、着地のやり方を確認します。
①腕と足を前に出す
②足を少し広げて、その中に、腕を入れる
※腕を足の間に入れることで、記録が伸びやすくなり、さらに、転びにくくなる
③ひざを曲げて身体を丸め、着地の衝撃をやわらげる
着地の時の姿勢
立ち幅跳びの様子
着地のやり方は、分かりましたか?
着地を失敗すると、記録が伸びなかったり、ケガをしたりしてしまいます…。
正しい着地ができるように、何度も練習しましょう。
立ち幅跳びのやり方
立ち方、跳び方、着地のやり方が分かったら、いよいよ、記録に挑戦です。
2回の本番を行って、良い方の記録をとりましょう。
①線を超えないように立つ(足を肩幅に広げて)
②身体を反らしながら、腕を振り上げる
③ひざを曲げながら、腕を後ろに振る
④腕を大きく前に振り出して跳ぶ
⑤腕と足を前に出して、着地する(ひざを曲げて、衝撃をやわらげる)
後ろに手を着いた状態
着地が上手くいかなくて、後ろに手をついてしまった場合、手の位置で記録を測定します。
せっかく頑張って跳んだのに、それでは、記録を下げてしまうので、正しい着地をしましょう。
また、跳ぶ時にどこを見るかも大切です。
下ではなく、少し先を見ながら跳ぶと、高く跳びやすいです。
記録を伸ばせるように、ポイントを守って、力強く跳びましょう。
今回は、体力テストの1つの種目である、立ち幅跳びを説明しました。
何か参考になれば、幸いです。
立ち幅跳びは、全身の筋肉を使って前に跳ぶ体力テストの種目の1つです。
腕を振って反動を付けたり、全身の連動性を使ったり、瞬発力を発揮したりすることで、記録を伸ばすことができます。
両足で跳ぶだけの簡単な動きですが、運動の能力が上がるポイントがたくさんあります。
今回の記事の内容は、学習カードで学ぶことができます。
お家での練習や、小学校の体育の授業の教材などに、利用ください。