悟空Jr.アスリートスクールのスタッフブログです。
体力テスト
2023-02-09
今回は、体力テスト・ソフトボール投げについて説明します。
「ソフトボール投げが上手くできない…」
そのような方にとって、何か参考になれば、幸いです。
※小学校の体育の授業などで使える学習カードは、この記事の最後にあります。
動画で内容を確認したい方はコチラ
まずは、ソフトボールの正しい握り方を確認しましょう。
3本の指で握った状態
全部の指で握った状態
※ボールのぬい目に指をかけるように握ると良い
握り方は、分かりましたか?
上手く握れていないと、ボールに力を伝えることができません…。
まずは、ソフトボールをしっかりとボールを握れるようになりましょう。
ボールを握っている様子
次は、ボールの投げ方について、説明します。
間違った投げ方を行うと、記録が伸びませんし、肩やひじを痛めてしまうこともあります…。
ソフトボールの正しい投げ方を確認しましょう。
①身体を横に向けて手足を広げる
身体を横に向けた状態
②前の足を上げて後ろに体重を乗せる
前の足を上げた状態
③上げた足を前に出して身体を前に向ける
上げた足を前に出した状態
④手よりも先にひじを前に出して、ボールが頭の上を通るように投げる
ボールを投げている状態
⑤投げた後もボールを見て、姿勢をくずさない
ボールを投げた後の状態
ボールの投げ方は、分かりましたか?
正しい投げ方は、全身を大きく使うので、記録が伸びやすいです。
正しい投げ方ができるように、練習しましょう。
ボールの投げ方が分かったら、次は、ステップのやり方を確認します。
ステップを行うことで、さらにボールを勢いよく飛ばすことができます。
記録アップを目指して、ステップを学びましょう。
①足を軽く上げて準備をする
足を上げている状態
②上げた足を前に出す
足を前に出した状態
③地面をけって後ろの足を前の足に寄せる
後ろの足を寄せた状態
④前の足をさらに一歩、前に出して投げる動きに入る
ボールを投げる様子
⑤後ろの足が勢いあまって前に出て、線を超えないようにする
投げ終わった様子
ステップの様子
ステップのやり方は、分かりましたか?
記録を伸ばすためには、勢いが大切です。
線を超えない程度に、しっかりとステップをしましょう。
握り方、ボールの投げ方、ステップのやり方が分かったら、いよいよ、記録に挑戦です。
計測回数は2回です。
2回のうち、良い方の記録をとりましょう。
計測の様子
※円の直径は2m、線の幅は30°
※あらかじめ5mおきに目印をつけるとやりやすい
ボールを投げる様子
ソフトボール投げで線を超えてしまうと、ファールになって記録を残せません…。
勢いよくボールを投げますが、線を超えないように注意しましょう。
また、ボールは斜め40°ほどに向かって投げると、遠くに飛びやすいです。
やや高めを目指して、ボールを力いっぱい投げましょう。
今回は、体力テストの1つの種目である、ソフトボール投げを説明しました。
何か参考になれば、幸いです。
投げる運動は、全身の瞬発力や連動性が必要なので、テニスなどのラケットを振る動作に、よく似ています。
つまり、ソフトボール投げを行うと、ダイナミックで力強い身体の使い方が、自然に分かってきます。
しかし、近年はソフトボール投げの全国平均が下がっています。しっかりと投げられるように練習しましょう。
今回の記事の内容は、学習カードで学ぶことができます。
お家での練習や、小学校の体育の授業の教材などに、利用ください。