その他
2021-09-15
「スクールで行っている練習の様子を知りたい!」
そのような方に向けて、今回は高岡市で活動している「悟空Jr.アスリートスクール」のパルクールバーを使った練習を紹介します。
何か参考になれば、幸いです。
※この内容は、あくまでも例です。その都度、内容は異なりますので、予めご了承ください。
パルクールは、走る・跳ぶ・登るといった移動動作を行って、人間が持つ本来の身体能力を引き出し、それを追求するスポーツです。
現在、日本を含め世界中で、トレーニング、パフォーマンス、アート、ライフスタイル、移動技術など、様々な場面で行われています。
特に、バランス感覚や危険をリカバリーする力、体幹などの筋力が鍛えられます。
パルクールはこのように、今、注目されているスポーツの1つです。
パルクールバーは、パルクールをスポーツ選手のトレーニングに用いるために開発した、新しい器具です。
特に、あるトレーナーが、野球のトレーニングとして活用していることが有名です。
最近は、激しいトレーニングでガチガチに筋肉をつけるのではなく、柔軟で運動に使える筋肉を必要な分だけつけることが重要視されています。
私もハンマー投をしていたころ、筋力アップにとらわれすぎて、逆に体が重くなり、パフォーマンスが下がった経験があります。
その点、パルクールバーは自分の体だけを使うトレーニングなので、必要以上に筋肉がつく心配はありません。
バランスをとったり、渡ったり、跳び乗ったりする中で、自然と必要な筋肉や感覚が身につきます。
パルクールバーは、大人だけに効果があるトレーニングではありません。
むしろ、色々な感覚が育ちやすい、子どもの方が必要だと感じます。
そこで、アスリートスクールでは、パルクールバーを導入しました。
珍しい器具に、子どもたちは興味津々…!
最初は、上に乗るだけでもビクビクしていましたが、慣れてくると無邪気に遊ぶようにトレーニングしていました。
遊び感覚で出来るのも、パルクールバーの魅力の1つですね。
ある程度、慣れてきたら、次はジャンプして跳び乗る練習を行いました。
この練習は、できない子がわりと多くいました…。
このような感覚は、昔であれば外での遊びの中で身につけてきました。
日常で、このようなスリリングな遊びをする子が、少なくなったのでしょうね…。
だからこそ、今は安全が確保された環境で、トレーニングをする必要があります。
人間が持つ本来の力は、このような野生に近い動きから育つと、アスリートスクールは考えているからです。
以上が「悟空Jr.アスリートスクール(高岡市)」で行っている練習についてです。
何か参考になれば幸いです。