人間力
2025-05-21
こんにちは!悟空Jr.アスリートスクールの野原将史です😆
スポーツをやっていると、「全力でやれ!」と、よく聞くと思います。
でも、私をインターハイ準優勝に導いてくれた恩師がよく言っていたのは「力を抜け!」でした😅💦
かと言って、手を抜いていると、「手を抜くな!」と言われる…。
最初は、何を言っているか分かりませんでしたが、今では、その意味がよく分かります👍
「力を抜く(脱力)」と「手を抜く」ことは、全く違う意味。
そして、良い意味の脱力は、スポーツでも仕事でも大切と考えています。
今回は、子どもたちに伝えたい最大のパフォーマンスを発揮するための脱力について、お話します!
記事の執筆者
スクール代表
野原 将史(のはら まさふみ)
男子ハンマー投インハイ準優勝
空手 糸東流 5段 師範代
脱力と聞くと、あなたは、どのようなイメージを持つでしょうか?
「何だか、だらしない…」
「シャキッとしない…」
そんなマイナスなイメージを持つ方もおられるかもしれません😅💦
しかし、脱力とは、ただダラけているのとは、まったく違います!
私は空手を行っていますが、突き(パンチ)を打つ動作でも、 常に力み続けていれば、筋肉は疲弊・硬直し、肝心のインパクトの瞬間に最大の力を発揮できません…。
一方で、普段はリラックスし、「ここぞ!」という瞬間に、爆発的な力を出せる人のほうが、強い突き(パンチ)を打つことができます。
そして、スポーツに限らず、ずっと力みっぱなしだと、疲れやすくなったり、動きが鈍くなったり、周りが見えなくなってミスが増えたりして、良いことがありません…😞💦
だからこそ、スポーツで力を抜くことを学び、実生活でいかすことが大切と、私は思っています。
真面目で頑張り屋さんの林コーチ😆👍
しかし、最近、少し疲れが抜けない様子…💦
それは、私が見る限り、頑張らなくてもいいところまで気を張ってしまったり、 そこまで必要じゃない場面でも気を抜かずに力を注いでしまったり……。
真面目で頑張り屋さんだからこその悩みですね…💦
その背景には、 以前、だらしないメンバーがいたこともあって「自分がしっかりしなきゃ!」と、思いが強くなっているのだと感じます。
でも、つぶれたり体調を崩してしまったりしたら、元も子もないです😅
だからこそ、「脱力の技術」を身につけてほしいと考えています。
脱力は、ただ何もしないことではありません。
スポーツの練習で、「もっと効率的な身体の使い方は、ないかな?」「動きに無駄はないかな?」と、考えながら行うことで、少しずつ脱力をしながら、最大のパフォーマンスを発揮する方法が分かってきます。
また、日常の生活の中でも、自分を客観的に観察すると、脱力のトレーニングになります。
例えば…
・コップを持つとき、力みすぎていないか?
・階段を上るとき、肩に余計な力が入っていないか?
・今、この場面での声の発し方は、適切な力加減か?
など、日常の動作、ひとつひとつです。
何だか、逆に疲れそう…と、思うかもしれませんが、私は、日常の生活もスポーツの練習と捉えているので、そこまで苦になりません。
むしろ、ひとつひとつの動作を見直すことは、「改善の余地がある!もっと成長できる!」と、私は楽しくなります😆👍
このように、スポーツの練習中や日常の些細な動作から「適切な力で行っているか?」を、確認することで、 自然と脱力の感覚が養われていきます。
一流のスポーツ選手は、プレー中だけでなく、日常の立ち振る舞いもどこか洗練されています。
それは、「脱力しているから」と私は考えています。
無駄な動きがない
その時々に合わせて
適切な力を出している
発言も無駄がなく
必要な言葉だけを選んでいる
見ていて「カッコいいなー!」と、私は感じます✨
そして、私も一流のスポーツ選手の様な、日常の生活からもにじみ出るくらい、洗練されたカッコいい身体の使い方を行いたいと、思っています。
また、スポーツに限った話ではありません。
あなたの職場にも、洗練された人は、何人かいると思います。
落ち着きがあり
動きに無駄がなく
周りが見えていて
パフォーマンスが高く
信頼されている人
いわゆる「できる人」ですね😆
私自身もまだまだ挑戦中ですが…、子どもたち・指導員には、スポーツの経験を通して脱力を学び、「できる人」になってほしいと思っています!
スポーツは、「何でも全力!力いっぱいやれ!」と、努力や根性を育てるだけのものではありません。
力の使い方、抜き方、心身のバランス など
そんな“生きる知恵”を教えてくれるものと、私は考えています。
私自身も、スポーツを通して、適切な力加減で仕事でパフォーマンスを上げる方法を学びました。
それは、自分を壊さずに、最大限に地域社会に貢献する方法とも言えます。
なので私は、今後も子どもたちに、「力の入れ方」と同じくらい「力の抜き方」を教えていきたいと思います!
私たちのスクールでは、ただ速く走る、ただ逆上がりができるようになる、それだけを目指しているわけではありません。
子どもたちが「将来、役立つ体の使い方」も意識して教えています。
「将来、たくましい大人になってほしい」
「運動も得意になってほしいけど、人としてのあり方を学ばせない!」
そう思う保護者の方がいらっしゃったら、ぜひ一度、体験にいらしてください。
指導員一同、楽しみにお待ちしております。
悟空Jr.アスリートスクール 代表
野原 将史
スクールエリア
富山市(火、木、金)
高岡市(月、火、水、土)
射水市(月)
砺波市(木)
南砺市(日)
上市町(水)
対 象
年中~小学生、中学生
※クラスによって異なります。詳しくは、お問い合わせください。
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