最高の飛び出しができる！スターティングブロックの使い方を学ぼう！

今回は、陸上競技の短距離走の「スターティングブロックの蹴り方」について解説します。

今回は、スタートの時のブロックの蹴りか方、また、足の軌道にポイントをしぼって説明します✋

「スタートからスムーズに前に進みたい…」と、お悩みの方にとって、何か参考になれば、幸いです😆

👇動画で確認したい方はコチラ👇

スターティングブロックの使い方

1. ブロックの蹴り方

多くの人が「蹴る」というイメージを持ちますが、実際には「押す」感覚が重要です！

特に、前足でしっかりと押し切ることで、力強い一歩を生み出すことができます！

2. 後ろ足の使い方

スターティングブロックでセットを行う際、後ろの足のやり方は、大きく分けて２種類あります。

【１種類目】
かかとをブロックにつけたまま押し出す方法

メリット：ブロックに接しているかかとで直ぐに押せるので、反応速度が上がりやすい

デメリット：反発を受けずらい

【２種類目】
かかとに少し隙間を作り、スタートと同時に押し込む方法

メリット：浮いているかかとをブロックにぶつけることで、反発を受けやすい

デメリット：反応速度が上がりにくい

前足の動きが重視されがちですが、後ろ足の使い方も重要です。

ブロックに、かかとがどのように接するかによって、スタートの出やすさと、その後の加速に影響します🏃

どちらの方法が適しているかは個人差があるため、自分に合った方法を試すことが大切です！

3. 効果的な足の出し方

スタートの際、体が直ぐに浮くか、または、直ぐに浮かずに低い姿勢を維持して走るかによって、その後の加速が変わります。

次は、スタートの時に低い姿勢を維持するための、足の出し方を確認しましょう👍

👆１歩目から体が浮いている様子💦

👆地面すれすれを通すイメージでスタートしている様子👍

スタート直後の1〜3歩目の動きが、その後の加速に影響を与えます！

スタートの時の３つの足の動かし方のポイントは、以下の通りです！

• 足の軌道は、なるべく直線的に（ひざを高く上げて円を描くようにしない）。
• 地面すれすれを通すイメージで足を動かす。
• すり足スタートを意識し、浮き上がらないようにする。

この方法を意識することで、スムーズに加速しやすくなります！

ここで間違ってはいけないことを説明します。

それは、地面に足を「する」事が目的になってはいけないという事です！

あくまでも「すらざるを得ない」状態になっているだけなので、その点を気を付けましょう！

地面に足を「する」ことが目的にだと、大切なシューズのつま先が、穴が開く可能性も高まります💦

まとめ

今回紹介した練習のポイントをまとめると、

●後ろ足の重要性

●スタートの飛びだし方

●足の軌道

となります！

スタート時にこれらを練習していくことで、効率的な加速が可能になります🏃

スターティングブロックを使いこなすには個人差がありますので、さまざまな方法を試しながら、自分に合ったスタート方法を見つけましょう😄

今後も、陸上競技のコツやトレーニング方法を紹介していきますので、ぜひお楽しみに！

悟空Jr.アスリートスクールでは、富山県の富山市、高岡市、射水市、砺波市、南砺市、上市町で年中～小学生、中学生を対象に教室を行っています。

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今回の練習内容を担当した指導員

南 雄太（みなみ ゆうた）コーチ
１００ｍ１０秒５８
国体などの全国大会出場経験あり
スキー検定１級🎿

担当クラス
高岡市、富山市（金）、砺波市