短距離走

2025-02-11

かけっこ・短距離走のレースに直結!スタートした後の加速に乗る練習を学ぼう!

今回は、陸上競技のかけっこ・短距離走の「スタートを切ってからの足のつき方」について解説します。

足音のわりに、なかなか前に進んでいない…」と、お悩みの方にとって、何か参考になれば、幸いです!

👇動画で確認したい方はコチラ👇

スタート時の足の接地

ボールを押すイメージを持つと、足の使い方を分かりやすく説明できます!

スタート(止まっている状態)から動き出す時の足のつき方

  • 静止しているボールを、「パチン!」と叩くとほとんど動きませんが、手のひら全体で「グー✋」と押すとスムーズに転がります🥎
  • これと同様に、足の裏全体で地面を押し込むことが、スタート直後は重要になります🏃

チューブを使ったトレーニング

地面を押す感覚を得る

👆の写真は、腰に巻いたチューブを後ろの人に引っ張ってもらい、スタートして最初の局面の「グイグイ」と、地面を押す練習です!

最初はまだ走らず、大またで歩きながら、ゆっくり地面を押す動作から始めます!

この練習の流れは以下の通りです!

  • 最初の数十歩は地面を押し、その後チューブを離してダッシュ🏃
  • チューブを離した瞬間、地面を押す感覚を感じて走ることが出来ます!

もも上げからダッシュへ繋げよう

スタート直後は強い力で踏み込む「グイグイ」した接地が必要です。

👆の写真は、走りが加速して「ポンポン」という軽い接地を行うための練習です!

この練習でも、腰に巻いたチューブを後ろの人に引っ張ってもらいます。

そして、今度は、大また歩きではありません😆

この練習では、もも上げ(10回~20回)を行い、チューブを離してダッシュという流れで、練習を行います🏃

加速局面での足の音のイメージ

スタートの時の一次加速では、「グイグイ」と地面を力強く押すイメージで走ります。

そして、少し加速して二次加速を行う時は、「ポンポン」と軽い接地のイメージに変わります。

もっと加速して三次加速になると、「タンタン」と弾むようなさらに軽い接地のイメージになります。

  • 一次加速:強い接地(グイグイ)
  • 二次加速:軽い接地(ポンポン)
  • 最高速度時:さらに軽い接地(タンタン)

このように、局面に応じて足の音のイメージを変えることで、効率のいい、スムーズな走りができます!

まとめ

今回紹介した練習のポイントをまとめると、

ボールを使って走りのイメージをつくろう

チューブを使用し、地面を押す感覚を得よう

局面に応じた走りを学ぼう

となります!

スターティングブロックから走り出し、「グイグイ」「ポンポン」「タンタン」というような、音のイメージがあると、走りにもいい影響を与えてくれます!

今後も、陸上競技のコツやトレーニング方法を紹介していきますので、ぜひお楽しみに!

今回の練習内容を担当した指導員

南 雄太(みなみ ゆうた)コーチ
100m10秒58
国体などの全国大会出場経験あり
スキー検定1級🎿

担当クラス
高岡市、富山市(金)、砺波市

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