人間力

2025-05-19

「うちの子、運動が苦手なんです💦」親のひと言が可能性を狭める!?富山県の陸上&運動教室より

はじめに

こんにちは!悟空Jr.アスリートスクールの野原将史です😆

「うちの子、運動が苦手で…💦」

保護者の方から、このように相談されることがあります…😅

もちろん、心配する気持ちはよく分かります。

でも、私は「この言葉はできるだけ避けてほしい」と、思っています🙅‍♂️

なぜなら、それが子どもの可能性に“見えないフタ”をしてしまうからです🧠✨

今回は、スポーツに苦手意識を持っていた私が、全国大会で活躍するまでの過去と、その時の両親の関わり方ついて、お話します!

うちの子、運動神経がないかも…」とお悩みの方にとって、何か参考になれば、幸いです😆

この記事の執筆者

スクール代表
野原 将史(のはら まさふみ)
男子ハンマー投インハイ準優勝
空手 糸東流 5段 師範代

私自身、運動に苦手意識!?

小学6年生 学習発表会
南砺市福光中部小学校

今の私は、スポーツ万能!の様な雰囲気で、スポーツ指導をしていますが、実は、子供の頃、特別な運動神経の持ち主ではありませんでした。

小学生の頃の私は、かけっこがクラスで2、3番目に速いくらい🏃💨

まぁ、そこそこですね…!

ただ、小学生の頃に打ち込んだ少年野球では、3年間で試合に出られたのは、代打の数回だけ…⚾

みんなと同じように練習しても、ずっと補欠選手だった私は、「スポーツ、そこまで得意じゃないのかも…」と、思っていました…。

試合に出られなかった…😢💦」と、泣いて帰ってくる幼い頃の私…。

しかし、両親は、「お前がダメだから出られないんだ!」と言うことは、決してありませんでしたね…笑

中学の部活は“試合に出られそうな”個人競技

中学3年生 陸上競技 砲丸投げ
南砺市福光中学校

中学校では野球部ではなく、陸上競技部に入りました🏃

理由はシンプルで、「練習しても試合に出られないのはイヤ」だったから…😅

そして、3年間、努力した結果…。

砲丸投げで、中学3年生の時に富山県大会で2位という結果を残すことができました🎉

全国で注目されるほどの選手ではありませんでしたが、当時の私は、とても満足していました👍

両親も、陸上競技の大会には、毎回、見に来てくれて、そっと影から応援してくれていました。

環境とタイミングが合えば驚くほど伸びる

高校2年生 陸上競技 ハンマー投
北信越大会

南砺市福光中学校を卒業した私は、「何となく変わったところに行きたい!」と思い、富山商船高等専門学校(現在の国立富山高等専門学校いみずキャンパス)に進学しました。

その学校の陸上競技部がどんな成績を残していたか、全く調べずに入学したら、当時、富山県の中で名門校でビックリしました…笑

そこには、全国で活躍している先輩や、それを支える指導者・環境が整っていました。

そして、私の体と心も成長のタイミングが合ったことで、 結果的に全国でも表彰台に乗ることができるようになりました🎉

当時、私は寮に入っていたので、両親との関わりはあまりなかったのですが、グングンと結果を出す私を喜んでいたように感じます。

親の思い込みが子どもの未来をつくる

このように、私の両親は、私に向かって「うちの子は運動が苦手だから…」とは決して言いませんでした。

かと言って「お前はできる!「期待してる!」と、プレッシャーをかけるようなこともありませんでした👨‍👩‍👦笑

ただ、いつもそっと見守ってくれた👀

当時、私は「何となく応援してくれているな」という距離感が一番、やりやすかったです。

まぁ、男の子なので、干渉しない方が伸び伸びして、自分で結果を出すようになったのでしょうね👍

私も子育て真っ最中

富山県黒部市宇奈月の温泉旅館

私は、スポーツ指導の仕事を14年間、続けています。

その中で、入会した時は年中だった子が、今では立派な中学生になり、今も通っている子もいます😊

最初は泣いていたり、なかなか話を聞けなかったり指示が入らなかったりした子も、 時間をかけて関わっていくうちに、ちゃんと成長していきます🌱

また、「運動神経が心配…」な子も、ちゃんと伸びるタイミングがあることも知っています。

だからこそ、私も自分の子どもに対しても、このスクールに通う子どもたちに対しても、「気長に見守る」ことを大切にしています👀✨

すぐに結果を求めず、焦らず、じっくりと。

そうすることで、子どもたちの本当の力が少しずつ表れてくる

それを信じて、これからも子どもたちと向き合っていきたいと思います!

運動神経が心配」な保護者の方も、ぜひ、焦らず、じっくりとを心がけてみてください😄👍

番外編「うちの子、運動神経が悪い」と思うデメリット

親が「うちの子、運動神経が悪い」と思ったり言ったりすることには、脳科学的に次のような大きなデメリットがあります👇

❶子どもの“脳の回路”にラベルを貼ってしまう

脳は言葉に強く影響されるため、親の「うちの子は運動が苦手」という言葉が、そのまま子どもの自己認識になります。

  • 🧠 脳は「できない理由」に注目し始める
    → “運動が苦手”という前提で動くため、新しい動きにチャレンジしなくなったり、学習効率が落ちる
  • 👧 「どうせできない」と思いこむ癖がつく
    自己効力感(自分はやればできるという感覚)が低下しやすくなる

❷神経回路の発達チャンスを失う

子どもの脳は、経験によって神経回路が発達する時期です。
しかし、親が「運動が苦手」と決めつけてしまうと…

  • 🚫 「やっても無駄」と、練習の機会が減る → 神経系の発達が起こらない
  • ⏰ 「どうせムリ」と、時間をかければ身についた動きを諦めてしまう

結果的に“動きを学習するチャンス”を奪ってしまうことになります。

❸運動以外への自信にも影響する

自己肯定感は、さまざまな経験の積み重ねで育ちます。
運動面で「ダメだ」と思いこむと、それが学習や人間関係にも波及することがあります。

  • 🧩「運動ができない」→「何やっても無理」という思考パターンに
  • 💬 他人の評価を気にしすぎる→失敗を恐れて動けなくなる

✅ 親にできること

  • 今は苦手でも、これから少しずつできるようになるね」と伝える🗣
  • 小さなできた!を一緒に喜ぶ🎉
  • 苦手意識を“そのままラベルにしない”

🔚まとめ

親の「なんとなくの一言」が、子どもの脳にとっては一生を左右する“指令”になることがあります。

だからこそ、「運動神経が悪い」とは言わずに、「まだ発展途上」くらいの目で、ゆっくり信じてあげることが大切です🌱

私たちのスクールでは、ただ速く走る、ただ逆上がりができるようになる、それだけを目指しているわけではありません。

子どもたちが「物事の考え方を学ぶ場所」でもありたいと考えています。

「うちの子も、もっと伸び伸びと活動してほしい!」

「ただのスキルじゃなく、人として強くなってほしい!」

そう思う保護者の方がいらっしゃったら、ぜひ一度、体験にいらしてください。

指導員一同、楽しみにお待ちしております。

悟空Jr.アスリートスクール 代表
野原 将史

スクールエリア

富山市(火、木、金)

高岡市(月、火、水、土)

射水市(月)

砺波市(木)

南砺市(日)

上市町(水)

対 象

年中~小学生、中学生

※クラスによって異なります。詳しくは、お問い合わせください。

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